AR.Drone 2.0 を入手したのでさっそくFlashで飛ばしてみました
日本では本日発売の AR.Drone 2.0 を入手できたので…
作りかけておいて途中で放置しているライブラリ AR.Drone for AS3 を使ったアプリケーション(AIR でコマンドを送信して iPhone / iPad で操作するヤツ)でも飛ぶのかどうか、ちょっとだけ試してみました。
すると… AR.Drone 1.0 用として以前作ったAIRアプリケーションでも、拍子抜けするくらいあっさり飛びました。
まぁ考えてみれば、iPhone 用の公式アプリ AR.FreeFlight も同じアプリで 1.0 も 2.0 も飛ばせるので、以前作ったアプリで飛んでも不思議ではないのですが…
実際飛ばしてみた感想は…
1. Drone の起動が速い
1.0 ではバッテリを Drone に接続してからちょっと待たないと起動しませんでしたが、2.0 はこの時間が半分くらいになってる感じでした。
2. ホバリングが安定している
自作ライブラリで飛ばしているせいか 1.0 ではホバリングが不安定でしたが、2.0 では比較的安定してホバリングしてくれます。これは 2.0 から追加された圧力センサ(風圧を関知するセンサ?)が大いに貢献しているのではないかと思います。
3. 操作のレスポンスがかなりいい
Drone に操作コマンドを投げた時の反応が早いので、以前よりもキレのある動きで飛んでくれます。それのため、以前の感覚で操作するとオーバーアクション気味になって予定より移動量が多くなってぶつかったりしますが…
4. 音が少しだけ静かになった(気がする)
使用されているモーターが変わったのか、従来の工作機械のような音が少しだけマイルドになっているように感じました。
とまぁ、仕事が今アレなのでちょっとだけ飛ばしてみた感想はこんな感じです。
あと、2.0 からバッテリがクレードル対応(乗せるだけで充電できるヤツ)に変更になっていますが、1.0 用のバッテリでも無事使用できました。
というわけで…
AR.Drone SDK 2.0 も公開になってることだし、来週くらいには仕事が落ち着いて、2.0 のデベロッパガイドをちゃんと読む時間が取れればいいなーと思いつつ、今日のところは仕事に戻ります。
あ、最後にちょっとだけ追記。
AR.Drone の公式 SDK ですが、以前 SDK 1.8 の時にサンプルをビルドして試してみたときは、Xcode がリンカエラーを 70 個以上吐きまくって、それでげんなりしながらあの手この手でいろいろやってコンパイルを通すことができたという苦い記憶があるのですが…
今回公開された SDK 2.0 では、Drone を制御するフレームワーク「ARDroneEngine」をコンパイルし直しただけであっさりとビルドを通すことができました。
これでちょっとだけネイティブでの開発もやる気が出た気がします。