Xtion を試してみましたよ


 
Xtion

Kinect と同様のモーションキャプチャが取得できて、しかも USB Bus Power で動いてくれるという話題のデバイス、Xtion(エクシオン?エクティオン?なんて読むんだろう…)を衝動買いしてしまったので NITE のサンプルコードが動くところまで試してみました。

開発および実行環境のセットアップは Kinect の時とほぼ同じ手順でできました。

Windows と Linax は SDK が付属していましたが、今回使用した Mac は公式にサポートされていないようですので以下の手順でセットアップを行いました。

※ 以前入れていた Kinect の開発環境は念のため最初にアンインストールしました。

それでは手順です。

1. libusb のインストール

ターミナルで
$ sudo port install libusb-devel +universal
として libusb をインストールします。

2. OpenNI 一式のダウンロード

OpenNI 公式サイトの Downloads > OpenNIModules から以下の3つをダウンロードします。

・OpenNI-Bin-Dev-MacOSX-v1.5.2.7
・Sensor-Bin-MacOSX-v5.1.0.25
・nite-bin-macosx-v1.4.1.2

ダウンロードが終わったら適当な場所に解凍します。

3. インストール

先ほどの3つを解凍してできたフォルダに移動し、ターミナルでそれぞれ
$ sudo ./install.sh
とし、インストールを行います。
(NITEをインストールするときに聞かれるお約束の合い言葉 ”0KOIk2JeIBYClPWVnMoRKn5cdY4=” をお忘れなく…)
インストールする順番は OpenNI > Sensor > NITE の順番で行いました。
Kinect をインストールしたときにそうした気がしたのでこの順番で行いましたが、この順番が正しいかどうかはわかりません。

上記のインストールがエラーなく完了したらセットアップはおしまいです。
簡単ですね。

あとはサンプルコードをコンパイルして実際に動かしてみましょう。
今回は NITE に付属の PointViewer を試してみました。

他にもスケルトントラッキングのサンプルも試してみましたが、心なしか Kinect よりも精度が高く感じました。
また、距離も Kinect よりも近い距離で使えるので、使いどころは多いのではないでしょうか。

時期が時期なので仕事がアレなのですが、これから少しずつ Xtion をいじって遊んでみたいと思います。