FxUG 第173回 勉強会@福岡に参加してきました
2012 年 8 月 25 日に福岡国際会議場で開催された【FxUG 第173回 勉強会@福岡】に参加してきました。
今回の FxUG は、下記の通り、いつもより5割増しくらいの密度の濃さで…
いろんな話題で盛りだくさんのセッションでした。
—–
Deep Dive into Stage3D ~Away3Dを使ったクロスプラットフォームな3D制作~
by 株式会社ICS 池田 泰延 氏 twitter: @clockmaker
blog : http://clockmaker.jp/blog/
—–
Alternativa3Dを使ったゲーム開発について
by 松瀬 隆一 氏 twitter: @matsuse
blog : http://www.loveloveheart.com/
—–
モバイル開発の最前線:AIRでモバイルアプリ作成
by AKABANA 有川 榮一 氏 witter: @akb7_jp
blog : http://akabana.info/
—–
モバイル開発の最前線:PhoneGapの始め方
by AKABANA 有川 榮一氏 twitter: @akb7_jp
blog : http://akabana.info/
ADEPを使ったサーバサイド開発
by 九州大学大学院 修士課程 直江 憲一 氏 twitter: @kirl0076
—–
いま熱い技術盛り合わせコース
by にゃあプロジェクト 原 広行 氏 twitter: @ProjectNya
blog : http://www.project-nya.jp/
—–
Flash だけで AR.Drone を飛ばしてみます!
by 合同会社デジフィ 吉田 和隆 twitter: @mousepancyo
blog : https://www.digifie.jp/blog/
これら盛りだくさんのセッションの感想は、早くもイナズマ先生のブログにまとめられていますので、ぜひ見てみてください。
そんな濃い勉強会のなかで、僕もちょっとだけ LT をさせていただきましたので、今回の発表の資料を記載しておきます。
(といってもレジュメがテキストエディットなので資料というほどのものでもないのですが…)
———- 発表資料 ここから ———-
今回発表させていだだいた内容【AR.Drone を Flash (AIR) で飛ばしてみる】
最初は Java で作られたライブラリ 「ARDroneForP5」と Flash を TCPソケットで接続して連携してみました。
1. AR.Drone(ARDroneForP5 )を試してみました
https://www.digifie.jp/blog/archives/661
2. Flash で AR.Drone を飛ばしてみたよ
https://www.digifie.jp/blog/archives/681
3. AR.Drone + Flash + Kinect 連携(ほぼ失敗…)
https://www.digifie.jp/blog/archives/708
ブログの記事を読んで貰うと分かるように、 Processing と Flash を同時に使用することに限界を感じ、なんとかFlash だけで飛ばせないか検討を始めました。
4. AR.Drone に Flash から直接コマンドを送信して飛ばすことに成功しました
https://www.digifie.jp/blog/archives/785
5. AR.Drone for AS3 で移動・上昇下降・回転までできるようになりました
https://www.digifie.jp/blog/archives/879
6. AR.Drone for AS3 で Drone から送信されてくる情報を受信して解析する
https://www.digifie.jp/blog/archives/886
ここまでで、デスクトップ AIR のアプリケーションを使って Mac からは操作できるようになりましたが、これでは操作が難しすぎるので、何とか iPad から操作する方法を検討しましたが、肝心な DatagramSocket が デスクトップ AIR でしか使えないじゃないですか …
そこで Drone に内蔵のルータ経由で RTMFP を使えるか試したみたところ、無事 RTMFP 経由でデータが疎通していることを確認。
というわけで、RTMFP で Mac と iPad を接続して操作する方法でやってみました。
※ RTMFP (Real Time Media Flow Protocol) は低レイテンシの UDP ストリーミングや複数の Adobe Flash プレーヤー間の P2P 通信を可能(アプリケーションレベルでも可)にし、リッチなライブのリアルタイムコミュニケーションを可能にする。(Wikipedia より)
それぞれのデバイス相関図はこんな感じ
7. AR.Drone for AS3 と RTMFP と AIR for iOS で Drone を飛ばしてみました
https://www.digifie.jp/blog/archives/900
8. AR.Drone から送られてくるナビデータを使って PC アプリ用の計器盤を
作ってみました
https://www.digifie.jp/blog/archives/916
9. AR.Draw (3D Drawing of AR.Drone with Away3D 4.0 Beta)
Away3D 4.0 では 3D 空間上に線を描画することが簡単にできるので、描画が高速な Stage3D で Drone の飛行データ(ナビゲーションデータ)を利用して 3Dドローイングを行ってみました。
https://www.digifie.jp/blog/archives/979
という感じで、紆余曲折ありながら現状でここまできていますので、次はカメラからの映像取得に取り組みたいと思っています。(実現はいつになるか分かりませんが…)
———- 発表資料 ここまで ———-
今回の勉強会は内容も盛りだくさんで楽しい勉強会でしたが、その後の懇親会も勉強会では話せない最新情報や、時間がなくて見せれなかったデモコンテンツの実演、また、勉強会の参加者同士が高校の同級生だったということが発覚したり、これまた楽しい懇親会となりました。
このような勉強会は FxUG に限らず開催していこうと考えています。
開催情報は Twitter や facebook で共有していきますので興味がある方はチェックしておくといいかもしれませんね。