科学館展示コンテンツ(2017年度実績)
【概要】
10月にリニューアルオープンした福岡市科学館の5F常設展示6コーナーと3F企業出展ブースのコンテンツを制作。各種センサーやカメラ、造作アイテムなどを使ったインタラクション満載の体験型展示コンテンツ。
RFIDタグを埋め込んだ太陽系惑星の造形アイテムを使って、惑星情報を閲覧したり、セットした惑星の比較クイズを体験できる展示です。
惑星の引力を使って宇宙探査機の軌道変更を行う「スイングバイ」を疑似体験できる展示装置です。
盤面はプロジェクタで宇宙のイメージを投影、ボールを転がすと赤外線カメラで追尾し、軌跡をパーティクルで表示します。落ちた穴によってセンサーが検知し、映像が変化します。
木製チップを地表に見立て、人工衛星が測定するイメージを演出します。地表の形状を変化させると等高線や色が変化します。スイッチでスキャンと等高線、グラデーションカラー表示など3段階を切り替える事ができます。
様々な発電方法を設定して、架空の街の電力を調整するシミュレーションコンテンツです。タッチパネル側ではアイソメトリックスの町並みを表示。コントローラーで電力バランスを設定します。時間や天候が自動的に変化し、状況によって電力供給量も変化します。
MRIの技術を疑似体験できる展示です。赤外線センサーを使って3Dの人体モデルをモーションキャプチャで動かします。腕のジェスチャーでスライダーを動かし、頭頂部から足先まで全身の断面画像を切り替える事ができます。
生きもののアウトラインが描かれたカードに、好きな色を塗ったり描き込みをしてカメラで読み込ませると、画像認識で該当する生きものの情報を表示します。また描かれた生きもののイラストは切り抜かれ、画面上を動き回ります。
自分の足を知ってもらうために、フットスキャナーの疑似体験ができる展示装置です。大型モニタでは様々な足跡をタッチして遊ぶ事ができます。
什器のアクリル板に足を乗せると、赤外線カメラで足形をキャプチャし、足形タイプなどを調べる事ができます。また、自分の足形は好きな色に変えて大型モニタに表示させることができます。
大型モニタでは様々な生きものの足跡が表示され、足跡をタッチすると該当する生きもののシルエットが現れ、足跡を残しながら逃げて行きます。
車両のデザインをして、作った列車を九州大陸で走らせる参加型展示コンテンツです。
タッチパネルで車両のデザインやカラーを設定し、自分のアバターを作って投入すると、九州大陸の線路上を列車が走行します。コンテンツ内の各県の主要駅付近にはライブカメラを設定し、スクリーン4箇所でランダムに切り替えながら列車が通過する情景を映し出します。
車両ボディを選択し、ベースデザインやエンブレムなどを選択、カラーピッカーで好きな色を作ってオリジナルデザインを作成します。